総合設備効率(OEE)の算出

総合設備効率(OEE)は、製造業における基本的なKPIの一つです。

この記事では、ノーコードアプリを使ってOEEの計算を自動化する方法をご紹介します。

なぜOEE計算ツールを使うのか?

OEEの定義は単純ですが、その算出方法には微妙な違いがあり、企業によって計算方法が若干異なります。OEE計算ツールを使えば、業界標準に従うことも、自社の具体的な利用ケースに合わせてOEEの算出方法を調整することも可能です。

OEEの計算は一見簡単そうに見えますが、すべての機械や部門にわたってOEEを算出するアプリケーションやプロセスを導入することで、新たな知見が得られるようになります。

アプリを利用すれば、データの分析がより簡単になり、OEEダッシュボードを運用して、重要な情報をすべて一か所に集約することができます。

OEE計算Application

OEE(総合設備効率)計算アプリは、手作業で管理されている様々なプロセスにおけるOEE指標を、簡単に計算・記録・追跡できるように設計されています。

TulipのOEE計算アプリ
OEE計算アプリを使えば、OEEの計算が簡単になります

このアプリケーションは4つの簡単なステップで構成されており、オペレーターへの操作指導が非常に簡単です。各ステップは、お客様のプロセスや機械の要件に合わせて個別に設定可能です。

順に:

  1. 機械を選択してください
  2. 職種を選択してください
  3. 生産データを記録してください
  4. 計算して送信

1.) 機械(または工程)を選択してください

OEEの計算を開始するには、まず追跡したい機械を選択する必要があります。Tulip、アプリで利用可能なすべての機械を確認できます(機械のモニタリングを始めたい場合は、こちらをご覧ください)。ここでは、すべての機械が「Load Machine」というテーブルに保存されています。

2.) 仕事を選ぶ

この情報は、特定の品目、作業、および/または作業指示書に対するパフォーマンスを追跡するために使用されます。これにより、より詳細な生産状況の中でOEE情報を確認することができます。これらのフィールドはデフォルトで必須ですが、計算式には反映されません。

3.) 生産データを記録する

ここでは、OEE計算の基礎となるデータを入力します。機械の稼働予定総時間を入力し、計画停止時間を考慮に入れ、必要に応じて備考を記入します。機械の監視システムが稼働し始めれば、実際の生産データはすべて自動的に反映されます。必要に応じて、手動で情報を入力することも可能です。この設定により、生産の詳細情報がページの中央部分に追加され、OEEを計算するために必要なすべてのデータがアプリに提供されます。

4.) 計算して提出する

「計算」ボタンを使用すると、ユーザーが入力した情報に基づいて計算結果を表示できます。「計算」および「送信」ボタンは、データを確認し、アプリケーションの完了データとして登録する準備が整った段階で使用してください。データを送信すると、そのデータはレコードに追加され、より詳細な集計分析に活用できるようになります。

ご覧の通り、この計算機アプリはOEEの記録プロセスを簡素化します。Tulip オペレーターはダウンタイムを記録し、その原因となった事象をログに残すTulip 。このアプリを利用することで、手作業による時間調査や紙ベースの記録管理が不要になります。

OEE計算ツールのメリット

OEEの計算に Tulip メリットは、各計算結果を保存できるだけでなく、使いやすいデータ分析機能も提供される点にあります。

OEE計算ツールには、以下のようなメリットがあります:

  • 生データの概要
  • 生産や分析のニーズの変化に合わせて柔軟に設定可能
  • パレート図などの他の製造分析データと並べて表示できます
  • 紙ベースのデータ収集と分析を廃止する

OEEの計算が簡単になる

製造現場において、機械のOEE(総合設備効率)を把握することは重要なKPIです。このチュートリアルでもお分かりいただけるように、Tulip「Frontline Operations を利用すれば、業務の改善や機械の効率監視に役立つアプリケーションを迅速に導入できます。「Overall Equipment Effectiveness Calculator」アプリケーションは、Tulip 数多くのアプリの一つに過ぎず、お客様の特定のプロセスに合わせて設定することが可能です。

アプリを活用した分析機能でOEEの算出を自動化

メーカー各社がTulip を活用し、機械の信号データをTulip OEETulip リアルタイムで算出し、手作業によるスプレッドシート作成なしにパフォーマンスの傾向を可視化している様子をご覧ください。

ある一日の様子を描いたCTAイラスト